Health lecture
健康講演会・クレオホール
アレルギー体質の改善はこれだ!
講師:ドナルド・ミラー
通訳:川上シーラ


 9月2日(土)ドナルド・ミラー先生による3回目の健康講演会が行われました。今回、講演会の場所とし
て地域の方々が足を運びやすいようにと、大和文化センター(クレオホール)で開催しました。プロのPAや三原要約筆記のボランティアの方にも来ていただき、会場としてはとても恵まれた環境であったと思います。奉仕をして下さった聖歌隊有志や人形劇の高校生、会場スタッフを除いて、120人程の方々が来場して下さいました。
 アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーなど、さまざまなアレルギーで悩みを抱えておられる方々が多くいらっしゃいます。その方々が少しでも家庭でできるノウハウを知ることができるようにと、先生は具体的な方法も含めてお話しされました。色々なアレルギー源を断ち切ることから始めるのが一番いいのですが、難しい場合もあります。そこで、毎日私たちの体を作っている食事から見直してみる。食べ物を見直すこと、特にアレルギー体質や喘息を持っている方は、まず乳製品を除去するのが基本だと強調されていました。日本人の90%から95%は牛乳を分解するのが難しく、体に合わないそうです。ですから牛乳は飲まないほうがいいと、はっきり言われていました。一つでもアレルゲンを持っているなら、牛乳は取り除くようにとのことです。よく牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする人がいますが、それはアレルギーではなく、牛乳が分解されていないからだそうです。
 質問者の中には、高価な薬を長年飲み続けてもアレルギー体質が治らないという方。30代の重度のアトピーを持つ娘さんのことで来られた方などがおられ、真剣に先生の話を聞かれていた様子が印象的でした。
 先生は食事だけではなく、運動、日光、清潔、メンタルな部分など、トータル的に健康を維持するようにとも勧められていました。健康とは私たちが創り上げていくものであり、私たちの毎日の小さな習慣の積み重ねが、明日の健康や病気に影響を与えるものであります。今回の講演会をきっかけに、一人一人が与えられた命を大事にするという意識改革をして、日々の生活を歩まれますようにと願っております。
 講演会の最中、来場者の子どもたちのために高校生による人形劇が大和文化センター2階の研修室で行われ、子どもたちが楽しんで過ごすことができました。そのほかにもたくさんの方々にお手伝いいただき感謝しております。信徒伝道会では、講演会のフォローアップとして、24日(日)に料理教習会も企画しています。この働きの為にもお祈りをお願いします。
 最後になりますが、福音社から「トータルヘルス12の鍵」という書物が出ています。カラー写真付きで内容がとても分かりやすく、高校生でも読みやすい本となっています。教会に見本を置いていますので是非手に取ってご覧下さい。あなたの人生に新しい扉を開くことでしょう!!(信徒伝道会 満希子)


僕たちに起こったリバイバル!
小原 祥与
ログチャペル10分集会(7月8日)より

 皆さん、おはようございます。高校3年生の小原祥与です。私は今、神様に心をグッとわしづかみにされています。パウロのように表現するなら、私は主の奴隷です。私は今、この瞬間にも神様の業をまざまざと見せられています。
 3年生になってすぐの4月のことです。それまで何かと理由をつけて、聖書を読むことをめんどうくさがっていた私は、ある日の自習時間、学びを始める前に、ふと机の上の聖書が目に留まりました。何気なしにパッと開いた聖書から一つの聖句が目に入りました。「一つのことをつかむのはよいが、ほかのことからも手を放してはいけない。神を畏れ敬えばどちらも成し遂げることができる。」(コヘレト7の18)
 その瞬間、ハッと気づかされました。自分の今までの宗教的関心が果たして信仰だったのか考えてみると、決してそうではなかったことに気付かされました。何をすればよいか分かりませんでしたが、同室の人との相談の結果、聖書研究と祈りの組を3人でこじんまりと行うことにしました。私が聖書を開くとき、常に聖霊の働きを感じます。聖霊は、神学的知識を持たないこの高校生に文字通りの解をどんどん示してくださいました。そして同胞との分かち合いで、さらなる知見を得ることができています。
 私たち3人はまた、祈りの組を持つとき、1人のバプテスマが与えられるように祈り続けました。「神様、どうか同級生の○○君が卒業までにバプテスマを受ける決心ができますように。僕たちは○○君に神様を信じてほしいと願っています。私たちはどのようにアプローチすればよいのかわかりません。なので、私たちにすべきことを示してください。」
 私たち3人は一生懸命祈りました。4月から祈り続け2か月が経った6月の中旬、ついに○○君はバプテスマを受けることになりました。
 私たちは喜びと感動が爆発して、その知らせを聞いた学校の廊下で本当に跳び跳ねてしまうほどでした。その瞬間、私たちは「神にできないことは何一つない」と、ガブリエルが語った言葉の意味や、「私を強めてくださる方のお陰で私にはすべてが可能です」と語ったパウロの思いを感じ“させられ”ました。
 このことがあってから、私たちは同室の3人ともう一人を加えて、「キャンパス伝道チーム」を発足し、活動し始めました。み言葉で変えられる経験を一人でも多くの人に経験してほしい。また、このキャンパスが霊的に満たされれば、確実に日本伝道は飛躍的に前進する。それを信じて毎週土曜日の午後、無作為に生徒を捕まえて、み言葉を分かち合い、共に祈る時間を持っています。
 驚くことに、このように自らみ言葉に触れる喜びを味わい、キャンパス伝道に意欲を燃やす人は、私だけではありませんでした。3年男子のほか、何名もが同じ思いを持っていたのです。それから私たちは、毎週、誰かとみ言葉を分かち合っています。
 私たちの学年は、バプテスマの受浸率が8割を越えており、近年希に見る学年だそうです。そんな私たちが、今、この時期にリバイバルを起こされたのは、間違いなく神様が働かれている印だと思います。
 神様は「全員参加型伝道」のために私たちを、いやこの私をも計画に用いてくださっている。何という喜びでしょう。この日本伝道においても、神様は計画を持っています。その計画の中に私の働きが神様と誰かが出会うきっかけになると書かれているならば、私が伝道を渋る理由はないと思うのです。神を畏れ敬えば成し遂げさせてくださるのです。だから、私は今日もみ言葉を分かちあい、祈り合います。
 「また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように」(エフェソ1章19節)。


万事を益としてくださる神さま
渡部 玲子(連載/最終回)
家庭会主催のあかし会(6月10日)より
祈りが広がって奇跡が起こった

 しかし、娘の意思は強く、学校に残る気持ちはないようでした。「じゃあ、退学ではなく、とりあえず休学届を出しなさい」と話すと、娘は「わかった。明後日家に帰るから」と言って休学届を出してしまいました。そんな中でも、みんな娘のために祈って下さいました。そして、明日荷物を大多喜から送るという時、娘から「やっぱり残ることにした」と電話がかかってきたのです。「何があったの?」と聞くと、「実は、三つの出来事があったの」と、彼女に起こった不思議な導きについて話してくれました。一つ目は、娘を中学の時からとても可愛がってくれていた先輩が、実習の合間に手紙を書いて、自分が着ていた実習服といっしょに机の上に置いていってくれたこと。さらにその手紙がとても心を打つものであったこと。二つ目は、当時院長だった上田勲先生が娘のことを聞きつけ親身に説得してくれたこと。三つ目に、これらのことに心動かされた娘は、何本かくじを作り、それを祈って引き、当たりが出たら残ろうと決めたところ、3回引いて3回とも当たりだったこと。これらの出来事が同時に起きたため、娘は決心を変えたとのことでした。神さまはぎりぎりの状態で、大どんでん返しを起こして下さったのでした。
 息子の大学院進学の時もそうでした。その頃、就職氷河期といわれる時代が長く続いて就職が大変な中、内定が決まっていたのに、突然息子は「大学院に行きたい」と言い、就職内定先をキャンセルして、大学院入試(しかも後期試験1本)を目指して崖っぷちに立たされていました。塾にも通い始めました。皆も祈ってくれていましたが、心の中では「絶対無理」と思っていました。試験の当日、私は祈りの仲間に「今日、試験があるけど倍率が高いので無理」と言ったところ、朝の忙しい時間にもかかわらず「祈りましょう」と一人の方が言って下さり、更衣室で4人で祈って下さいました。すると、息子から試験の後電話があって、「塾でやったところが出て、びっくりだった。また、自分の得意なところが出た」とのことでした。不思議な方法で1次試験をパスし、2次試験のときは「とにかく祈っているから」と言うと、「自分でも祈っている」と言って試験に臨み、落ち着いて面接官の質問に応えることができ、2次試験もパスすることができました。
 大学院の学費の工面も大変で、どうなることかと思いましたが、その大学独自の奨学制度で学費が半分となり、何とか2年間行かせることができました。また、こんなこともありました。息子がバイクを買ったというので、無事であるようにと祈ってもらっていたのですが、ある日息子から「バイクに乗っている時ぶつけられ、そのまま吹っ飛んだけれど気が付いたら無事着地していて無傷だった。後続車もたまたま無かったので助かった。ぶつけたおばさんは腰を抜かして立てなくなっていた」と聞かされ、ぞっとしたのですが、神様に守られた出来事でした。息子は、どうやって着地したのか記憶が無いとのことでした。皆さんか祈って下さり、神さまが働いて下さっていることを痛感しました。
 この4人の祈りは、自分たちのことだけでなく、キャンパス内の一人ひとりことにまで祈りが広がってゆき、その一つ一つの祈りによって本当に不思議なことが次々起こったのでした。まさに、「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています」(ローマ8ノ28)を実感し、祈ることの素晴らしさを体験しました。
 最後に、高校男子寮で寮母として働かせていただきましたが、たくさんの息子ができた気持ちで、楽しく過ごさせていただきました。私たちの息子がいたいた時の同袍学寮のイメージは、「汚い、怖い、臭い」の3Kのイメージで、最初に寮母の話が来た時は「考えさせて下さい」と言っていたのですが、返事を待たず発表があり、公文書に名前も載っていて否応なしに働きが始まりました。でも、実際は怖いところでなく、一人ひとりが純粋で可愛い生徒たちでした。様々な環境で育ち、さまざまな性格の生徒たちと接し、彼らの成長を見守ることができたのは、寮母の特権であり、うれしいかぎりです。中には、やんちゃな子もいましたが、彼らの信仰や奉仕の精神や優しさを目の当たりにし、あらためて三育教育の素晴らしさを知りました。先日、ある3年生から嬉しい言葉を耳にしました。「今、同袍学寮に改革(リバイバル)が起きています。信仰的に盛り上がっています」ということです。確かに、牧師になりたい子も出てきて、何となく変わってきているなと感じます。
 このログチャペルでも、いろいろな方と交われて感謝でした。小さいお子様の姿に癒やされ、小グループの教課研究でいろいろな方の信仰の思いを知ることができ、信仰的にいろいろ考えさせられました。とりわけ福祉会の活動では、貴重な経験と祝福を受ける機会となりました。いろいろな方々の協力があったのが何よりの支えでした。さまざまなところで、いろいろな人達が奉仕して下さってこの教会は成り立っているのですね。こうして証の機会を与えられ、自分たちは多くの恵みを受けているとあらためて感じさせられました。
 30年前にいた人は、いつの間にかどんどんキャンパスを去り、時代の流れを感じます。自分もついにこの地を去る時が来たのだなぁーと実感しています。神さまのお導きにより神戸の有野台に移ることになりました。家も祈りによって不思議なタイミングで与えられました。神戸でも、いつもこの学校のこと、皆様のことを覚えてお祈りしていきたいと思っております。離れていても神様にあって一つだと思っています。皆様これまで本当にありがとうございました。「皆心を一つに、同情し合い、兄弟を愛し、憐れみ深く、謙虚になりなさい」(ペテロ3ノ8)を心に留めてこれからも歩んでまいりたいと思っています。(終わり)