Welfare activities
福祉会活動報告2017

 今年度は、月1回、第3土曜日の午後を利用して、5月は亀甲園、6月は造賀福祉園というように施設訪問し、各部屋を訪ねた後、集まって歌の時間(森山先生が楽しい歌の指導をして下さっています)を持っています。特に、毎回皆さんで参加されるご家族は、お子様でなければできない方法で交流してくださり、入居の皆様方からとても喜ばれています。小さなお子様をお持ちの方、次回はぜひご一緒いたしましょう。
 とても楽しく意義のある活動です。参加する者がいただく伝道の喜びの祝福を皆さんにも味わっていただきたいと思っております。

【クリスマス会】
 11月11日(土)は亀甲園(久井町)で、小学校、高校ベル、高校生の合唱と演奏など55名で訪問しクリスマス会を開催しました。入所者とスタッフ約30名に御覧いただきました。池宮城牧師のお話(イエス様の生き方)とクリスマスの音楽プログラム、小学生の「みかんの花」手遊び歌は、とても楽しい交わりの時となりました(写真)。
 11月18日(土)は造賀福祉園(東広島市)で、小学生、高校ベルと別の高校生グループなど56名で訪問しクリスマス会を開催しました。入所者とスタッフ約60名に御覧いただきました。東牧師のお話(クリスマスの意味)と、クリスマスの音楽プログラム、ここでも小学生の「みかんの花」手遊び歌は大好評でした。
 小学生、高校生が積極的にこの活動に参加してくださり、三育だからこそできるクリスマスプログラムは最高です。施設の方々も喜んで下さり、来年も是非にと、今から大きな期待を寄せられ、感謝しています。

【聖書を学びたいという方も】
 こうして出会った方々の中には聖書を学びたいと希望される方、私たちの生き方や信仰に興味や関心をもたれる方々があります。亀甲園では高橋さん、竜田さん、造賀福祉園では長沢さんという方と女性がお一人。
 高橋さんは三井商船の大型船の機関長。温厚な人柄で、自分の人生を静かに振り返りながら自分の存在と人との出会いの大切さについて話してくださいます。まさに初春の種まきの時と考えて共に語らいの時間を大切にしています。竜田さんは三育の教会に来られた経験があり、聖書研究を希望しておられ、最近亀甲園にこられたことも神様の導きを感じているとおっしゃってくださいました。長沢さんは、中学ベルの長澤先生と交流を深めておられる紳士で、お会いするたびに励ましの言葉をくださる方。ミッションスクール出身で讃美歌も大きな声で歌われます。もう一人の女性は、うつむきかげんの物静かな方ですが、人生で初めて人と心がつながったと、とてもうれしそうに喜んでおられます。
 神様が共にいてくださるので、私たちのこの小さな働きが、実は主の大きな働きだと示され、感謝しています。皆様もこれらの方々のことを、ぜひお覚えいただければ幸いです。(大黒毅三)



クリスマス音楽礼拝


 12月23日(土)、ログチャペルの礼拝堂でクリスマス音楽礼拝、そしてチャペル階下では子どもクリスマス会をそれぞれ行いました。
 今回のプログラムは「明日へつながるクリスマス」ということで、過去のイエスキリストの誕生を祝うとともに、神様が私たちの将来に再臨という希望を与えてくださっていることを心にとめる集会を目指しました。
 礼拝堂では、池宮城牧師によるメッセージと、グリーンエコー大和、ハンドベル、男性グループの賛美による音楽礼拝が行われました。大人130名、子供32名(お客様は大人47名、子供17名)と、多くの方が参加してくださり、クリスマスの本当の意味について考えることができました。ご参加いただけるようにと特別にお祈りしていた方々が集会においでくださり感謝でした。
 子どもクリスマス会では、元気よく賛美歌を歌い、トルストイの「愛のあるところに神もある」(靴屋のマルチン)を読み、オリジナルジグソーパズル作りを行い、子供たちにとって素敵な時間となりました。トルストイの作品には、次の聖句が書かれています。「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」(マタイ25ノ40)これからも神様の愛に包まれ、隣人を愛していくことができますように。本当に多くの方が協力してくださいました。心より感謝申し上げます。(中村 光)



もう、ご覧になりましたか?
TELL THE WORLD
www.hopechannel.jp

 『TELL THE WORLD 全世界に宣べ伝えよ』は、1830年代に始まったミラー運動から、1863年のセブンスデー・アドベンチスト教会の設立、1870年代初頭にアドベンチスト教会最初の宣教師としてJ. N. アンドリュースをヨーロッパに派遣する決議をするまでの約40年間を描いた映画で、アドベンチスト教会の原点がここにあります。この映画は、数年に及ぶ計画を経て、オーストラリア教団によって製作されました。撮影は、カナダなどの当時の家屋や風景が残っている地域で42日間にわたり行われ、俳優95名、製作スタッフ157名、エキストラは100名以上に及びます。現在、日本語字幕付動画として、「ホープチャンネル」http://www.hopechannel.jp で公開されています。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧になってみてください。

物語の背景
 1800年初頭、米国のキリスト教会の多くは千年期の後に再臨が来ると信じ、さらに「聖所」はこの世界であると理解していました。そのような時期にウィリアム・ミラーがダニエル書8章14節の「2300日の預言―聖所の清め」の真理を見出し、「再臨が近い」と訴えはじめました。やがてこのメッセージを何万人もが受け入れ、「ミラー運動」と呼ばれるようになったのです。しかし彼らが信じていた1844年10月22日にキリストは再臨されず、「大失望」を味わうこととなりました。
 この運動に参加した多くの人々は離散してしまいましたが、100人ほどの小さなグループがもう一度聖書を徹底的に調べ直すことにしたのです。そこにジェームス・ホワイト、エレン・ホワイト、ジョセフ・ベイツなどがおり、後のセブンスデー・アドベンチスト教会組織の中心的役割を果たすことになるのです。ちなみに日本では、明治維新前から西南戦争の時代にあたります。

主な登場人物
 ウィリアム・ミラー
若い頃は理神論に傾倒していましたが、やがて聖書を徹底的に研究してダニエル書8章14節の「2300日」の預言からキリストの再臨が近いことを見出します。当初は彼自身気乗りがしませんでしたが、各地でそれに基づいた説教を行うよう導かれ、「ミラー運動」が始まります。彼は大失望の後もキリスト再臨の信仰を持ち続けましたが、安息日の真理を十分には受け入れませんでした。エレン・ホワイトは神が彼の働きを十分に祝福し、彼の墓に天使を送って守られている光景を見せられました。 

 エレン・ハーモン(後のエレン・ホワイト):
小学3年生の時に他の子供の投げた石が頭に当たって大怪我をし、それ以来病弱となって教育を受けることができなくなりました。しかし17歳の時に主から幻が与えられ、主の働き人として召されます。多数の著書があり、現在、140以上の言語に翻訳されています。スミソニアン財団は、アメリカの歴史上、最もアメリカに影響を与えた人物の一人に彼女の名前を挙げています。

 ジェームス・ホワイト
アドベンチスト教会設立の中心人物。エレン・ハーモンと結婚。

 ジョセフ・ベイツ
元船長。アドベンチスト教会設立の中心的役割を果たします。

 ウィリアム・ファンズワース
アドベンチストとして最初に土曜安息日を守りました。

 サムエル・スノー
聖所の清めの日付を1844年10月22日と結論づけました。

 ハイラム・エドソン
「2300日の預言」はキリストが至聖所に移り、天の聖所の清めの働きを開始することを示しているという真理を聖書から発見しました。

 J. N. アンドリュース
アドベンチスト教会最初の海外宣教師。アンドリュース大学の名称は彼の名前からつけられました。