山地正・純
夫妻
 2019年の4月に赴任してから、ほぼ毎月ログチャペルで礼拝説教をさせていただくにあたり、ヨハネによる福音書から毎回1章ずつ取り上げさせていただきました。まだまだ語り足りないところはありますが、2年間で最後の章までたどり着いたことは、私にとって忘れられない思い出になると思います。普段はだいたい木曜日までには原稿を書き上げていますが、2020年に入ってから次第に学校と法人の仕事が増えてきて、不本意ながら金曜日の夜中まで院長室で過ごすことが何度かありました。水曜日の祈祷会でローマ書を最後まで輪読して話し合うことができたこと、また数名の方々のリクエストから始まった月曜日のSSガイド勉強会も、私にとってかけがえのない楽しい思い出になりました。広島三育学院教会の牧師としては全く不十分な働きしかできず、あれもこれも中途半端なまま去ることになりますが、後任の池宮城牧師にすべてを引き継いで、安心して次の働きに向かいたいと思います。

田渕
ファミリー
 関東から広島三育に引っ越して来た時、息子、心は6才、娘、叶は0才でした。途中2年半ほど留学で抜けましたが、足掛け15年ほどお世話になりました。大和キャンパスでの一番の思い出について、というお題をいただき、色々と記憶をたぐると、あれやこれやとキリがありません。結果、山の懐に抱かれた三育コミュニティー、ここでの生活のすべてがユニークで、色々な幸せをいただけた、一番の思い出だったと感じています。子供達もキャンパスでのびのびと成長させていただきました。このままここにいれば、終末の時に慌てて山に逃げることもなく(既に山ですから)、いい具合に再臨を迎えらそうな気がして、その時までここにいたいという気持ちもありますが、次の任地へ旅立つタイミングとなりました。4月からは大多喜の方での生活が始まりますが、きっと広島三育のことはいつまでも忘れることができず、心の故郷として残ることになるでしょう。ありがとうございました。

水谷
ファミリー
 夫・文彦は、2002年、北浦三育中学校から広島三育学院に転勤してきました。その2年後、2004年3月14日、この広島三育学院教会で、妻・正子と結婚しました。翌年、長男の晃大が生まれ、7年後には、次男の光助が生まれました。このキャンパスは、仕事、家庭、信仰、生活、ライフワークのすべてになりました。朝焼け、夕焼け、山間にできる雲海、満点の星空、新緑、紅葉、白銀の世界、これらすべてを、満喫することが出来ました。美しい自然を創られた神様を肌で感じ、私達家族は、神様に対して嘘のない、正直な生き方をしたいと祈り求め日々を過ごしました。皆様にまたいつかどこかで、お会いできたら嬉しいです。そして最後は、天国の門で会いましょう。私達が遅れたら待っていてください。私達も待っています。神様が必ず出迎えてくださると思います。「『しかり、わたしはす
ぐに来る。』アァメン、主イエスよ、きたりませ」

知念 ファミリー
 主人は4月9日生まれ、自分は4と9の数字に縁があると言います。実家の番地、大学の学籍番号、車のナンバープレートなどなど。今までふーんと聞き流してきました。
 私達家族は9年前広島に来ました。9歳と4歳だった娘達は今年19歳と14歳になります。広島に来る前の沖縄では19年在職。たしかに4と9には縁がありそうだと納得しつつある私です。
  3月に入り引っ越しの準備をしています。湧き出るゴミにうんざりしながら、私の心にも隠され仕舞われているゴミがあるんだろうなぁと考えさせられます。
 9年間を振り返った時「価値観」という言葉が浮かびました。何を基準にするのか、神様との関係を、自分自身を、見直す時間となりました。
 キャンパスの自然を感じながらの散歩ができなくなるのは寂しいですが、今まで導かれてきたようにこれも神様のご計画だと思います。与えられた新しい場所での生活がどのようになるのか楽しみにしています。4と9の行方も!

野崎英司・かおり
夫妻
 私はこの“はこぶね”を読むのが大好きです。教会の行事や新しく教会に加わった方、去っていかれる方、生徒さんの証など今までのログチャペルの歴史を感じます。そしてこのログチャペルに集う方々は、生まれたての赤ちゃんから信仰経験の長い大先輩まで、年齢層が幅広く、さまざまなタラントや個性を生かして、教会の働きにおいて活躍していらっしゃるお姿に、このログチャペルは本当に恵まれていると思います。
 私の家族も含めて皆様との温かいお交わりを通して、共に祈り、支え、励まし、信仰の歩みをさせていただきましたことを心より感謝申し上げます。
 ログチャペルの窓から外を眺めると、桜の花、新緑、紅葉、雪景色と四季折々の自然の姿に感動します。神様のみ業の素晴らしさを感じます。寒い冬が過ぎ、大地が芽吹き春のかおりがするこのキャンパスから、皆様との沢山の思い出を胸に沖縄の地に飛び立ちます。心からの感謝の気持ちをこめて……。

張田 礼 さん
 1年間、中学校男子寮で働かせていただきました。この度、学業復帰のために大多喜のキャンパスに戻ることになります。右も左もわからない私を様々なところでサポートしていただき本当に感謝いたします。この1年間、振り返ってみれば、先生方も生徒もとても大変な状況の中での学校生活だったと思います。私にとってそのような日々は毎日が勉強のような日々でした。そんな中で私自身も生徒の皆さん、先生方の笑顔に励まされ、無事に働きを終えることができました。この経験をばねに自分自身のこれからの糧に繋げていければなと思います。関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。

桐林周布
さん
 娘の保護者としてご縁をいただき7年が過ぎようとしています。この3年間は美術講師として、想像もしていなかった形で関わらせていただきました。
 手を止めている生徒と雑談しながらアイディアを話し合ったり、一緒に手を動かす時間はとても愛おしく、その光景と表情が今も心によぎります。
 右も左も分からない私を常にサポートしてくださった皆さまに感謝するとともに、生徒たちがこの先も楽しんで挑戦し続けられるよう祈っております。

波亜伽 善
さん
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。」(エレミヤ書29:11)
 正直なところ、私達は当初ここに来る予定ではありませんでした。主人の仕事が青森県の三沢市でしたので、娘の絵真と絵理奈は北浦へ行く予定でした。ところが2011年に起きた東北大震災のため、福島が東京に近過ぎることを心配し、絵真は広島三育学院に行くことを選びました。ところが、2013年の10月にアメリカ政府機関の一時閉鎖により海外勤務の主人は国に呼び戻されることになり、絵真が無事に三育を卒業できるかどうか心配していた時に、マソン先生から「英語をまだ教えておられますか」という電話を受けました。
 当初私は1年契約でこちらに赴任しました。しかし、絵真をカリフォルニア州のモンテレイ・ベイアカデミー校に転校させようとした時に、カリフォルニアのサンホセ(そこには三育サンタクララ校があります)の生活費が高いことに衝撃を受けました。この時点で絵理奈は大和小学校に行くことが大好きで、父親に広島三育で中学校を終えることができないかと尋ねたのでした。
 そして現在娘達は成長し、卒業し、主人も青森県に戻ることができました。私達はまた一緒に暮らせることを楽しみにしています。願わくは(大学学費が安くないので)すぐに仕事を見つけられることを願っています。これらのことを証としてお話しさせていただきましたが、未来は不確実で、私達はすぐに心配してしまいます。しかしながら神様にはご計画があります。皆様の今までのサポートと忍耐に感謝しています。ありがとうございました。

渡会大地
さん
 キャンパスでの大きな思い出は、人見知りがある私に神様が用意してくださった食堂課の先生方との出会いです。
 橋本先生には広島キャンパスに来るきっかけをいただき、平本先生には父親のように気を配ってもらい、石部先生には兄のように親身に仕事以外でも遊びに誘ってもらい、松浦先生には職場をいつも明るいものとしてもらい、浅野先生には働き方に対する沢山のアドバイスをいただき、津村先生には料理技術と物作りという趣味の共有、パートさんには外部の方や海外の方もいて沢山の経験ができました。
 人との繋がりや出会いも神様のご計画のうちだと思います。転勤先の大多喜では関わりのない方ばかりです。正直不安です。しかし、神様を信じて自分にとって良い場所、成長する場所を用意してくださっていると信じ歩んでいこうと思います。
 広島キャンパスのすべての教職員とそのご家族、生徒達、関わってくださったすべての人々、そして神様に心より感謝します。

野口
ファミリー
 緑あふれるこの三原市キャンパスに来たのは4年前でした。スマホのナビに夜道を案内され、今でもどこかわからない細い道を走らされて無事到着したのを覚えています。その2~3日後、家の玄関を開けた瞬間、目の前を大きなイノシシが2頭走り去っていくのを見てから今まで、夜のキャンパスは歩かないようにしてきました。そんなスタートだったこのキャンパスで、二人の子供が成長していく様子をそばで見ていられたこと、そして、北海道にいた時にはわからなかった中高の様子を見られたことは私たち夫婦にとって大きなことでした。コロナ禍ではありましたが、神様の守りと導きの中で息子は中学に入学、娘は高校を無事卒業することが出来ました。私たち夫婦は、日本で一番大きなキャンパスにある日本で一番小さな学校で、かわいい小学生と楽しい時間を共に過ごすことができ、心から感謝しています。そして、大好きな児童の幸せを心から願い祈っています。