はこぶね208

文書伝道で『サインズ』(福音社発行の月刊誌サインズ・オブ・ザ・タイムズ)の読者を訪問したとき、「この度、句会を立ちあげられた先生がいらっしゃるので、一緒にしてみませんか」と声をかけていただきました。

私は、短歌を少しかじったことはありましたが、どのようなものなのか分かりませんでしたのでお断りいたしました。しかし申し訳なく思い、「俳句誌を出されるのですか」とお聞きしたら、2か月毎に計6回と教えていただきました。せめて俳句誌だけでもと思って誌代をお支払いしました。するとその方は、それではと言って歳時記(春・夏・秋・冬・新年)をプレゼントしてくださいました。

訪問の用件を終えて玄関を出ようとしたその時、「俳句誌代をお払いになったのだから1句、2句でもいいから5・7・5と指を折ってみられたら」という言葉がわたくしの背を追っかけてきました。

歳時記を頼りに、たよりない句を5句ほど作って主宰先生に送りました。「すばらしい句を送ってくださいました」と褒めてくださいましたが、すべてに赤ペンの添削がしっかり入っていました。

このようなきっかけで、俳句を始めるようになりもう4年目になりました。

【最新句】

今朝だれもまだ誘い来ぬ鯉幟

そよ風もまだ誘い来ぬ鯉幟

朝早く、垂れ下がっているこいのぼりのようすを5・7・5にしてみました。

鯉幟深呼吸は済ませをり

一度そよかぜらしき風が吹いた後を想像してみました。どのように添削してい

ただけるか楽しみにしているところです。

俳句エッセー

井上 一範