Happy New Year 2013
ログチャペルのクリスマス会
(音楽礼拝と、キッズクリスマス)
2013年の最初のニュースは、先月22日に行われたログチャペルのクリスマス音楽礼拝と、午後から中学チャペルで行われた「さんいくキッズクリスマス」についてリポートいたします。
今回の音楽礼拝は、広島三育学院高校の第18回卒業生で、オペラ歌手(バリトン)として活躍中の声楽家、山岸玲音さんをお招きして行いました。前日夜にキャンパス入りされた山岸さんでしたが、広島三育を訪れたのは卒業以来とのことで、懐かしさもひとしおのご様子でした。
クリスマス会を音楽礼拝として行うのは昨年に続いて2回目となり、今年は54名のお客様が来場されました。もちろん、私たち教会員もとても楽しみにしていたクリスマス音楽礼拝です。安息日の雰囲気を壊すことなくイエス様の誕生を祝う気持ちを現し、チャベル内もきれいに装飾されました。ログの木肌にゴールドの星やクリスマスベルはベストの相性でしたし、普段は大きな演題が占拠する講壇にはポインセチアが飾られ、礼拝の雰囲気を一層高めていました。 会衆讃美と祈りの後、川越勝牧師が「もしキリストがこの世に誕生されなかったら」と題して語り、その後演奏、あかし、再び演奏というプログラムでした。山岸さんの演奏は、オペラ歌手ならではの迫力に満ちた歌声で、「久しく待ちにし」「優しくも愛らしき」「天には栄え」など、クリスマスの讃美歌をたっぷり聴かせてくださいました。また、ピアニストとして同行された大下さちこさんも、バッハの冥想曲をピアノ・ソロで荘厳に演奏されました。 山岸さんは、お世話になった先生方を前に緊張していると前置きして証を始められました。高校を卒業し大多喜の三育学院に進学しましたが、しだいに心の中にさまざまな思いがわいてきたそうです。ある時それをノートに書き出すとノート1冊が埋まってしまうほど、後から後から言葉がわいてくる。これを歌にしてみたらと、その後仲間を集めてバンド活動を始めました。しかしその後、バンドは解散し、オペラ歌手だった父親に師事して、ロック歌手から一転、オペラ歌手の道に導かれたと、波瀾万丈な10年間について証しされたのです。
礼拝後、お客様のおもてなしと教会員との交流を兼ねた食事会を行いました。小さな子どもからお
年寄りまで、にぎやかで楽しい、そして美味しいひとときでした。午後の2時からは、中学チャペルで子どもたちのためのクリスマス会「さんいくキッズクリスマス」が行われました。池原先生のリードでクリスマスキャロルを歌い、川越牧師が感動的なお話「少女のともした愛のともしびのものがたり」を、そしてキャンパスの中高生は人形劇「くつやのマルチン」を好演しました。大和小学校の生徒もトーンチャイムの演奏を披露し、終わりにペンライトでキャンドルサービスをして散会しました。チャペルが満員とまでは行きませんでしたが、それでも58名の出席でした。 クリスマス実行委員の皆様、そしてクリスマス会のため、教会掃除で、準備で、また当日陰で支えてくださった皆さん、ありがとうございました。今回も、教会員みんなの力で創り上げた三育らしいクリスマスの集いになったと思います。(レポート:吉満真一郎)