はこぶね247

Joy of Reunion再会の喜び、そして天国での再会を夢見て〜

リポート:マソン木内幹子

年の夏休みに私はイギリス、スイス、そしてアメリカの国を家族で旅行し、毎安息日にそれぞれの国の教会を訪問しました。その時の出会いと思いを旅行の思い出とともに、書かせていただきます。

始めの訪問地は息子の留学先のイギリス、ニューボールド大学でした。ロンドンから電車で1時間くらいの郊外にあるニューボールドは私と主人もその昔、共に学んだ学び舎で、閑静で緑の多い、美しい村にキャンパスがあります。ニューボールドには、SDAの伝統的な礼拝形式で行われる教会と、若者を対象にした、現代的な礼拝形式で行われる教会があります。約200名の教会員が在籍しており、その日には、3名の若者のバプテスマ式がありました。教会は多くの若い人々の熱気で溢れていました。教会員にはソ連や旧東ヨーロッパからの若者が目立ち、時代の変化 を感じました。そこで、偶然、以前中学校でイギリスから英語教師として2年間働いておられたヘレナ・ディーゼル先生にお会いし、驚きました。礼拝後に、再会を喜び、近況を分ちあいました。また、何十年振りに当時いた友人や知人にも会うことができ、親交を深めることができました。イギリスでは1週間滞在し、主人の実家のあるスイスへ移動しました。 スイスでは久しぶりに主人の家族や親戚と再会し、また、スイスの美しい山々を観光して、楽しい 時を過ごしました。安息日に訪問した教会はクララン教会という所で、レマン湖のすぐ近くにあり、約60〜70名位の教会員が出席しています。神戸教会くらいの小さい教会ですが、スイスらしく内装は木目が美しい教会でした。スイスで約3週間滞在し、次の目的地アメリカへ向かいました。 アメリカへの旅行の目的は、息子の最終留学先である、SDAのアンドリュース大学での進路相談と情報収集でした。しかし、わざわざ親 の私たちも一緒に行ったのにはほかの理由もありました。私がその昔、大阪センター教会の英語学校で生徒だった時に、教師だった多くのアメリカの学生宣教師たちが、アンドリュース大学から来ていました。伝道熱心で信仰深い彼らの感化を受け、私もキリストに導かれた一人です。その時の英語学校の校長もこの学校出身の宣教師ブルース・バウアーという人なのですが、ご存知の方もおられるかもしれません。私は彼らがアンドリュース大学から日本に来たと聞くたびに、こんなにたくさんの 宣教師を送り出しているアンドリュース大学って、一体どんなところなのだろう、いつか訪問してみたいと常々思っていました。また、飛行機の好きな主人はこの大学に航空科があり、独自の飛行場を持っていること、そして、将来ひとり息子の留学先となるキャンパスを一目見ておきたいとのこともあり、それぞれの思いが一致して、よし、今年が訪問のチャンスということで渡米しました。 アンドリュース大学は生徒数約3800。130の専攻分野があり、SDAの大学の中で唯一国立大学と認可されているとても大きな大学です。大学内にはなんと酪農科もあるので、牛がたくさんいる近代化されたきれいな牛舎もありました。キャンパスはとても広く、いくつもの校舎がありました。

大学内には、パイオニア・メモリアル教会という2000人くらいが礼拝できる大きな教会があります。ここの主任牧師はドワイト・ネルソン先生で、昔お父さんが日本で宣教師をされていて、幼少の頃日本に住んでいたそうです。この教会のお説教はケーブルテレビで中継されるということで、2台のカメラマンがチャペル内で中継作業をしていました。その日、チャペルで背後から日本語で「こんにちは!」と声をかけられ、振り向くと、なんと、以前米子教会におられた韓国人牧師の柳鍾鉉(リュウ・ジョンヒョン)牧師でした! 柳先生は10年くらい前に私たちが大多喜にいた頃の留学生で、

主人のクラスの生徒でもありました。その後卒業され、日本の教団で牧師として採用されたのでした。アンドリュース大学という、思わぬ場所での再会に、お互い一瞬びっくりしました。柳先生は博士号取得のため、ご家族と共にアンドリュースで勉強しておられるとのことで、即、次の日の食事に招待してくださいました。また、その日は広島三育中学校を卒業してアンドリュースの高校に留学した、柳島蘭さんにも再会し感激でした。 午後は、昔大阪センターの英語学校長のブルース・バウアーさんがアンドリュース大学で今もなお、現役で世界伝道地の教授として働いておられるので、ご自宅を訪問しての数十年振りの再会となりました。ご夫妻は宣教師として、日本で15年、グアムで3年、カンボジアで3年ご奉仕されました。お二人とも68歳ですが、とてもお元気で若々しく、今でも伝道講演のためにアフリカ、アジアと飛び回っておられ、いろいろな日本での昔話に花が咲きました。そして、日本の伝道のことをとても気にかけておられました。次の日には、柳牧師の奥様がおいしい韓国料理をたくさん用意して、3人のお子様と共に私たち旅人を暖かくもてなしてくださいました。柳牧師はデンバーの日本人集会所で毎月一度礼拝を持っておられるとのことで、博士号修了後も「日本伝道が私の使命です」と話しておられ、感激しました。柳先生はその時、沖縄三育中学で英語教師をしておられた比嘉まどかさんとご主人のBenjamin Nicholsさんが今アンドリュースで勉強していて、ここにいますよと言うことで、早速、夕食後お二人のアパートを突然訪問しました。まどかさんは私たちを見て、とても驚いておられましたが、お互い、思わぬ再会に感激しました。アメリカ人のご主人は神学修士号取得のため現在勉強中ですが、彼も将来は日本で牧師として伝道したいので日本語も勉強中とのことでした。柳先生も、まどかさんのご主人も共に外国人で、日本伝道のために高い学費を自費で払いながら勉強されている姿を見て、私は頭が下がる思いでした。

今回の旅行先の教会では、家族はもちろんのこと、昔の友人、知人にお会いし、再会の喜びに感動したことが一番印象に残っています。そして、こんなに小さい再会でこんなに心躍り、感激するとしたら、一体天国ですべての人々、そして神様であられるイエス様に直接お会いする時の瞬間は、どんなに壮大で劇的な出会いになるのでしょうか。主にある兄弟姉妹との再会に改めて喜びと友情、愛を与えられ、信仰を新たにした一夏でした。

♡Happy Weddings !

8 月18日(日)、宮浦恵一先生と塚本美穂さんが東京中央教会で挙式されました。新婦の美穂さんは東京出身で、東京三育小学校、北浦三育中学校、広島三育学 院高校を経て、今年3月まで神戸アドベンチスト病院のホスピス病棟で看護師として働かれていました。「懐かしいキャンパスでまた生活していることが不思議 な感じです。まだまだ慣れない環境で緊張していますが、見かけたら優しく声をかけていただけると嬉しいです」とのこと。どうぞいつまでもお幸せに!