福山集会所【場所】 福山市市民参画センター 福山市本町1-35(福山駅北口徒歩5分) 福山集会所は、福山駅近くの「福山市市民参画センター」3階会議室を使って毎週集会を行っている。駅から徒歩で5分程度。駐車場も無料で利用でき、大変便利がいい場所だ。入り口を入って正面のエレベーターで3階で降り、すぐ正面の部屋だ。 集会は9時40分から安息日学校が始まる。毎週欠かさず暗唱聖句をするという片山広樹さんは、広島三育学院高校の11回卒業生。集会所責任者の片山征子さんのご子息である。広樹さんは、毎回讃美歌の伴奏を務め、またそのにこやかな笑顔は、集まったメンバーを温かい気持ちにさせる。だいたい7~8名の出席とのことだが、元気な久磨おばあちゃんはじめ、フレンドリーな雰囲気の方が多いようだ。集会ではそれぞれあかしや発言が多い。また、会議室なので、全員窓側を向いて座っているのだが、司会者が前に出るでもなく、それぞれの場所で司会をし、お祈りする。 引退された折原盛名誉牧師も、数年前からここのメンバーとなり、毎週出席されている。現在奥様が体調不良とのことだが、一日も早いご快復を祈るものである。 とても便利な場所にある集会室ではあるが、昼の12時にはきっかり部屋を片付けて退出しなくてはならないとのこと。そのため、説教を担当される方は、時間にとても気を配る必要があり、集会後、ゆっくり交わりの時間を持つことができないところが、やや殘念かもしれない。東広島集会所【場所】 土与丸老人集会所(大林寺境内) 東広島市西条町土与丸69-1 東広島集会所は、ゆめタウン東広島店近くにある、大林寺境内の「土与丸老人集会所」を借りて、毎安息日の集会を行っている。安息日学校は10時から。テーブルを囲み、10人弱がアットホームな雰囲気で集会を行っている。普段は、広めの集会スペースを使っているが、冬の間は大きな部屋は寒いため、小部屋の座敷で集会をするのだそうだ。 広島三育学院教会員の佐藤さん夫妻や、秋津和子さんも、こちらの集会所によく出席されているとのこと。管理課の井上孝雄先生ご夫妻が、リーダーシップをとっておられるようだ。 小さなグループだが、求道者との聖書研究会も持っている。教会運営や伝道などについては、運営委員会で行うが、教会員全員が運営委員なので、みんなで話し合って問題解決に当たる。一つのファミリーのような教会だ。
●卒業生にとってキャンパス最後の安息日の1月24日(土)、大勢の友人たちが見守る中、高校3年生の津嘉山奏さんがバプテスマを受けられました。司式は、稲田勤牧師でした。キリストへの献身を表明して母校を旅立つ津嘉山さんの上に、主の祝福と御守りがいつもありますよう、心よりお祈りいたします。
『いらない人間なんていない』 世界一のチーズを作った農場物語 宮嶋 望 著/いのちのことば社 一人の障害者の死をきっかけに、著者は命をかけて誰もが素顔で生きていける場所、「おまえはこうあるべきだ」とは決して言わない場所を作る決心をする。それでできたのが健常者と障害者が共に働く共同学舎という農場です。近年、この農場のチーズがモンドセレクションの金賞を取ったことは有名です。著者は、居場所のなかった人の心が変わり成長し、周りの人たちに喜ばれると、本当に奇蹟のようだと感じるし、負担の多い人たちとの働きで得た収入の範囲内で生活が可能になることこそ、まさに奇蹟のようだと感じます、と言っています。 人助けは命を懸けてするものだ、ということがわかりました。(書評/橋本いつ子)