はこぶね265

Greeting of farewells大和キャンパスをこの3月に去ることになった皆さんに、それぞれの「一番心に残った思い出」をテーマにご執筆いただきました。皆様の新天地でのご活躍をお祈りいたします。三上輝子・くに子さん

大和キャンパスに来て驚いたこと………広島は北陸より暖かいと思い込んでいた私にとって、キャンパスの近くに「りんご園と梨園があり雪も降る」ということ。住むことになった家と物置の間に、以前の住人が置き忘れていったらしい「大きなガマガエルの置物」を取り除こうとしたら、眼がギョロリと動いてピョンピョンと飛んで山の中に入ってしまったこと。キャンパス内の道路を歩いていたら「長さ15センチの黄土色の変なもの」が20匹以上横断していて、あとでそれかナメクジと教えられたこと。「大変なところに来てしまった……どうしよう」という思いで始まった大和キャンパスでの生活。寮生活を経験していない私にとって、親元から離れて寮生活をしながら学校に行っている中学・高校の生徒の皆さんの姿は、尊敬をも含めた新鮮な驚きでした。 このキャンパスで生活することになって周囲の方々に助けられ、多くのことを教えていただき体験することができありがたく思っています。一番嬉しかったことは、途中から一緒に住むことになった母が、聖書研究のグループに入り、2年後に81歳間近でバプテスマを受けたことです。誘ってくださった方々と、神様に心から感謝しました。教会の皆様とキャンパスの皆様との出会いと生活の体験は、神様が母と私に下さった贈り物と思っています。母娘共々大変お世話になりました。感謝の気持でいっぱいです。本当にありがとうございました。佐藤秀一・春枝さん このキャンパスに来て6年、増えたものと、減ったもの── まず、新しく結婚したご家庭が増え、キャンパス家族の子どもたちが増え、嬰児科・幼稚課が賑やかになった。私たち2人も6歳年齢を増し、次男が結婚して、孫ができた。山の松枯れが進み、道に新しい木々が芽を出してきた。色々な動物も増え、イノシシやテンなどは被害をもたらしてくれた。 逆に減ったものは、鏡ヶ池のハッチョウトンボ。キャンパスに来た年は手で捕まえられるくらい沢山いたのに、とうとう一昨年からは1匹もみつからず。そして、貯水池のウシガエル、去年から鳴き声が聞こえなくなった。食堂下の池にも、ヤマアカガエルの卵塊がいっぱいだったのに、今年は一塊のみ、しかも、オタマジャクシは見あたらず。 でも、でも。ここは私たちにとっては天国。何といっても、自然の宝庫だ。新年の大雪を経験し、新緑で山がふくれてきた。そして、紅葉も見た。フキノトウ、つくし、イチジク、ムカゴ、いっぱい食べた。高校生もよく遊んでくれました。 キャンパス人、大好き!! あの、きれいな桜並木はもう見れないけど、本当にお世話になりました(春枝)久住祐嗣郎・美和子さん 大学を卒業して、ブラックジェミニ1台分の荷物で同袍3階にやってきました。翌年、真紅のファミリア・キャンバストップに乗換えて深見住宅。教員4年目に新車ハイラックス・サーフを購入して丸小山住宅での新婚生活。献が生まれて一軒家に移り、教員17年目に現在のオデッセイ・アブソルートを購入し11年が過ぎました。数えきれない程の想い出と沢山のゴミを蓄えてきましたが、我家は4人とも転校・転勤の経験がなく、今回の引っ越しは人生の大イベントです。蛍の高校卒業、東京での一人暮らしと重なり、一家そろっての関東移住となりました。埼玉・長野が故郷である我家は、休みごとの帰省は関東に「帰る」気持ちでしたが、これからは広島に「故郷」を感じることでしょう。やりたい放題の一家でご迷惑ばかりおかけ致しましたが、皆様に支えられ、我家もようやく広島を卒業します。皆さんに、心より感謝しています。宮浦恵一・美穂さん 夫が新任としてこのキャンパスに来てから10年、そして結婚して私が来てから1年半。教会の皆様に温かく見守られ、支えられて、生活にもやっと慣れて楽しくなってきた頃でしたが、この度沖縄に転勤することになりました。 ここに来た頃のことを思い出すとまだ1年半しか経ってないのかと驚きます。皆様が私にたくさん声をかけて、教会の家族として迎え入れて下さったおかげで早くここの雰囲気に溶け込むことができました。印象に残ることと言えば、ドキドキしながら工作のお姉さんとして幼稚課デビューしたこと。大好きなちびっこたちに喜んでもらおうとがんばって色々な工作を考えました。 また、間違えながらもオルガンを担当させていただけたこと。説教担当の先生には早くから賛美歌を教えてくださいと催促してしまい申し訳ない気持ちでいっぱいですが、いつも早くに教えてくださり本当に助かりました。礼拝奉仕のお手伝いをさせていただけてうれしかったです。大好きな皆様と共に過ごせたことを感謝しつつ、沖縄で与えられた働きを一生懸命させていただこうと思います。本当にありがとうございました。和田千里さん このキャンパスの一番の思い出は何ですかと聞かれたら、私は迷うことなく「小学生と過ごした時間」だとはっきり答えると思います。この2年間、私は小学校の体育を担当させていただきました。週3回の授業や学校行事だけでなく、授業前の恒例になっていた、だっこやおんぶのリクエストに応えすぎて腰を痛めたこと。独身寮前で、水鉄砲を片手に熱き戦いをして風邪でダウンしたこと。手作りのリースを持って高校教員室まで届けに来てくれたのに、私が居なくて怒らせてしまったこと。バレンタインでもらったかわいいチョコクッキーを毎日一口ずつ味わいながら完食したこと。そして私の誕生日には、小さな子どもたちが一列に並んで歌を歌ってくれ、本当に嬉しくて泣いてしまいました。 高校時代に出会った小学生は、私に温かくて楽しかった思い出を与えてくれました。こんなに素晴らしい子どもたちと出会わせてくださった神様に、一番感謝したいと思います。

高田雅弘さん 広島で過ごす2年間は、肉体以外は成長の道を歩む事が出来たように思います。たくさんの生徒達の人生に触れ、喜びも苦しさも、時には人に関わる恐怖心を感じる事もありました。日々成長して行く生徒達を見ていると、考え方や、物の見方がどんどん変化して行きます。そんな事を感じながら過ごす私も、来た時と今では全く違う物の見方、考え方をしている事に驚かされました。 「イェス様が愛されている子」どんな子にもそう思うと愛情が湧いてきます。成長の機会を与え、励まし続けてくださった皆様に本当に感謝しています。2年間ありがどうございました。山地 汐さん こんにちは。キャンパスでの一番の思い出は、生徒たちとたくさんスポーツをしたことです。特に体育館で会う生徒たちにはとても仲良くしてもらい、行くたびに友だちが増えて嬉しかったです。一緒に運動して汗を流すとすぐに仲良くなれます。そこで特に会話がなくても、別の場所で会った時に自然と、以前から仲が良かったかのように親しく話すことができるんです。スポーツの力はスゴいです。 体育館には高校時代の青春が詰まっているので、そのままきれいにとっておきたい気持ちがありました。それは、キャンパス全体に対しても同じです。私は、運動できる場所と身体があったおかげで、それらが無いより何倍も早くここに馴染めたし、楽しむことができました。 家でもどこにいても笑顔で接してくれる生徒たちや、いろんな場所で声をかけて下さる先生方、皆さんにいつも励まされていました。キャンパスの中の皆さんに本当に感謝しています。1年間お世話になりました。廣前早輝人さん 同袍学寮でモニターをさせて頂きました廣前早輝人です。 不安や緊張と共に始まったこの一年でしたが、今振り返ると充実した時間を過ごすことができました。 生徒との交わりが仕事のひとつであるモニターですが、生徒のことを考え、行動する中で自分自身成長することができました。 失敗も多くありましたが、先生方や生徒の皆さんに助けられてこの1年間を楽しく終えることができました。 ここでの学びや出会いを大切にし、今後に生かしていきたいと思います。短い間でしたがありがとうございました。新山英紀さん 広島三育学院食堂課に勤務して19年。旺盛な中高生徒や教職員の食欲を満たしつつ、健全な成長をと、日夜ご活躍くださいました。このたび定年退職を迎え、キャンパスを去ることとなりました。浅野紀幸さん 2012年に来校。同袍学寮副舎監、昨年は高校生の聖書の授業も担当されました。4月からは三育フーズでご活躍の予定です。

原田風雅(中1)、松浦飛鳥(中2)、高見愛結(中2)、連川真歩(中2)さんが2月21日に、稲田基(小6)、本谷一真(中3)、野坂礼南(中3)、吉澤侑里(中3)、余村瑠香(中3)さんが3月7日に、それぞれバプテスマを受浸されました。今後の信仰生活が主にあって支えられますようお祈りいたします。