子育て奮闘記②FUJITA FAMILY 藤田家 編Like Father, Like Son. 最近、職場と自宅において、「断捨離」を促されるという経験をしました。2010年の流行語ともなった断捨離。不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと、だそうです。つまりは大々的に大掃除を行ったわけですが、次々に出る不要なモノの山に、我ながら呆気にとられるばかり。おかげで、職場は広々スッキリ、自宅は妻が気分スッキリ、仕事にも家庭にも調和が訪れました。こんなことなら、なぜもっと早くきれいにしておかなかったのか、なんて後悔するものの、そう簡単にはいかないのが世の常。ご存知の方も多いでしょうが、私の父は片付けられない能力において右に出るものはいません。Like Father, Like Son.(この父にしてこの子あり)、遺伝には逆らえないわけです。 前置きが長くなりましたが、そんなこんなで我が家の子育てモットーは「脱!蛙の子は蛙」。遺伝に負けるな!という家訓のもと、我が息子を整理整頓のできる清廉潔白さわやか男子(※髪有髭無)に育てようと母親は毎日必死です。靴をそろえる、おもちゃを片付ける、靴下は洗濯機へ、戦隊ごっこと広島弁はほどほどに、オレやオマエと言わない、手で食べない、ワカメを食べる、などなど細かなルールが与えられています。ところがと言うかやはりと言うか、残念ながら彼はほとんど守ることができません。それにも関わらず、私がルール違反をすると、「ブブーッ、バツ!」と糾弾してくる始末。「パパ、ダメよねー」なんて母親に告げ口し、二人でルールを確認し合っています。 2015年度の学校目標は、『W.W.J.○.』(What Would Jesus ○○○?)。イエス様ならどのように○○○するだろうか? いろいろな○○○が考えられますが、子育てもその一つ。イエス様は子供とどんな遊びをしたのか、どんなお話をしたのか、きっと一緒に過ごせた子供はさぞかし楽しい経験をしたことでしょう。 「父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように、育てなさい。」エフェソ6:4 主イエスがどのようにしつけ諭されたのかを聖書を通して学び、少しでも自分自身が実践していければ、息子も悪い遺伝に負けず、素敵な男の子に育ってくれることと思います。Like Father, Like Son.(この主にしてこの子あり)、主にある良き遺伝の連鎖を望んでいます。
藤田悠・雪媚・龍太(3歳半)
健康講演会を終えて信徒伝道会長 大黒 毅三 9 月26日(土)のドナルド・ミラー先生による健康講演会は「がん予防と菜食」でした。がんの急増が現代日本の社会問題である今日、がんに対する不安、そし てがん予防の知識を求める人々の関心が高まっていることもありますが、健康改革の使命を掲げる私たちにとって、「今こそが出番」との意気込みがありまし た。 広島県の健康福祉局がん対策課に、広島三育学院として次のような趣意書を送って後援を依頼したところ、快く引き受けていただくことができま した。「本校は三育教育(全人的生涯教育)を掲げ、生命の意味と、人生の価値を社会的役割の中に見出し、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことについて感 謝する自己存在の顕現のため、日々を学びと研鑽とする教育を実践してきました。昨今、がんとその死亡率の増加をふまえ、広島県はこれを重点項目として、が ん予防と健康生活の普及振興活動を率先しておられます。この県の取組の一環として今回の『がん予防と菜食』講演会を企画いたしました。」 奇しくも、広島県から後援をいただいたことで、駅の構内やさまざまな公共の場所でポスターの掲示ができたことは、主の導き以外に考えられませんでした。結果、遠方からの来場も多数あるなど、多くの主の業が見られた講演会でした。 私たちは、信仰の完成のためにリスクを避けてはなりません。地域伝道の成功のためのあらゆるリスクを克服しましょう。霊的戦いは主の戦いなのですから。主 の働きは、主が地上でなさったように、必要なところにはいつでも、どこにでも、誰に対してもなすべき準備と実践が不可欠です。それは主がなされる業だから です。今回もすべて主の導きと守りのうちに皆さんと心を合わせ、力を尽くして福音の種まきができたことを共に主に感謝しましょう。主が共におられ、主の業 がなされたことに、主を賛美しましょう。 主が招き、導いておられる方々がたくさんおられます。料理講習、講演会、クリスマス会等に参加したいと 希望しておられる方々です。三育教育や私たちの奉仕活動に興味を寄せてくださった方々です。今こそ、教会員の個人的声掛けや祈り、教会集会への案内のチャ ンスです。皆さんと地域伝道のあり方について、さらに徹底的に話しあい、祈り、進めていきましょう。(いつも地域伝道を考える信徒伝道会)※ 今回の講演は、ホープチャンネル(www.hopechannel.jp)で公開予定とのこと。講演を見過ごされた方は、インターネットでの公開をお待ちください。
“ロックフェラーが知っていた「もうけ方」” イ・チェユン著/小牧者出版 いきなり「もうけ方」と聞くと、何となくあざとい本のように思われるかもしれません。しかし、ビル・ゲイツの3倍もの富を築き上げた男、ロックフェラーの「もうけ方」は、什一献金だったというのです。「単純に稼いだお金の十分の一を神様にささげたのではなく、真心こめて……無駄なところにお金を浪費することなく、種をまく心で、感謝しながら喜びをもって献金をささげ」続けました。その一生を通じて、種は一番豊かな大地である天の御国にまくべきであり、必ずまいた通りに刈り取ることができるということを、人類に確実に見せてくれた人となったのです。 神様の前に嘘偽りのない人生を送ることの大切さを、彼の生き方から学べると思います。(書評:橋本いつ子)