投稿日: Sep 21, 2009 12:58:3 PM
学生だった頃の私にとってVBSは特別な日でした。なぜなら土曜日にしか会えないお兄さん、お姉さんに3日間連続で会えたからでした。もちろん工作をしたり、歌を歌ったりすることも楽しかったのですが、スタッフの方々に会うのを一番楽しみにしていたように思います。
自分も、来てくれる子供たちにとってこれに近い存在になればいいなと思いながら、今回ボランテイアをさせていただきました。 3日間、子供たちと過ごすなかで、感じたことがいくつかありました。
まず、子供たちの一生懸命な姿に驚きました。何をするにしても本当に一生懸命でした。賛美歌を歌う時、全力で賛美し、前に立って賛美している私たちを楽しませてくれました。また、聖書の話を聞く時も身を乗り出すように聞いている子供が多くいました。お話を理解しようとしていることが感じとれました。ただ、何となく賛美をして、心からの賛美をしたり話を聞く時にそこから何かを得ようとする姿勢をもつことを忘れてはいけないと思いました。
次に、VBSは伝道の働きであることも再確認しました。VBSに来ていたある2年生の女の子がこんなことを言っていました。「わたしも、三育の小学校に通いたいな」とつぶやいていました。何がこの女の子にそう感じさせたのかは分かりません。でも、きっと自分が現在通っている小学校と、このキャンパスにある小学校の違いを感じ取ったのだと思います。この女の子が三育を知ることで、教会につながってくれたらいいなと思いました。
VBSのように、こんなにたくさんの子供たちが教会に集まってくる機会はそう多くはないと思いますから、VBSは大切な伝道の一つだと感じました。もっと多くの子供たちがVBSを通して、三育を知り、教会を知ってくれることを願っています。(「はこぶね」第177号より、海老原望記)