投稿日: Oct 06, 2009 7:57:22 AM
「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。・・・その道は楽しい道であり、その通り道はみな平安である」(箴言3:6、17:新改訳)
4月より広島三育学院高校のチャプレンとして赴任し、何がなんだか、よく把握できないまま、あたふたしつつ、周囲の方にはご迷惑をおかけしながら・・・気がつけば早3ヶ月が経ちました。
最初にこちらでの働きの召しを受けたとき、正直、大変戸惑いました。今までにまったく経験したことのない現場や働きに対する不安が一番大きかったのです。しかし、その不安も長くは続きませんでした。3月末に、こちらに引越して来た時、キャンパスの皆様にとても温かく歓迎していただき、助けていただき、祈っていただいたことは、神の御国の予告編を体験した思いでした。家族みな感謝いたしました。
また、ここはタラント、人材の宝庫だと感じました。今までは孤軍奮闘することが多かったように感じていたのですが、ここでは役割が分担され、協力し合う体制があります。高校生相手に、体力的・年齢的にはどうしても衰えや疲労感を免れませんが、一人でがんばらなくてもよいということは、精神的な面では、たいへん楽です。
「あなたの行くどこにおいても、主を認めよ」(箴言3:6)とありますが、人間的に考えると、未知の新しい仕事の中へ投げ込まれるような感じの時でも、よくよく考え周囲を見渡してみますと、どのような道にでも、主は、必ず、「あらかじめ」必要なものをすべて、用意して下さって、準備を整えて待っていて下さり、そこに置いて下さる方だと実感しています。主のご配慮と思える事柄をたくさん見つけることができます。ありがたい事です。見えない神様の「見える配慮」を発見する時、感謝、喜び、安心感をいただくことができます。これからも、いろいろと新しい仕事に向かっていくことがあろうかと思いますが、祈り、神様の備えを信じ、楽しくがんばっていきたいと思っております。
(「三育はこぶね」第203号より、 平田泰三高校チャプレン記)