「天国の雰囲気」

投稿日: Jan 26, 2010 7:59:35 AM

広島三育学院に赴任して4年半になりますが、このたび、札幌教会へ転勤することになりました。これまでお世話になった皆様に、心から感謝を申し上げます。

私は高校チャプレンとしても働いておりましたが、三育高校生たちとの関わりは最高に楽しいものでした。これは牧師の台詞ではないかも知れませんが、彼らの中にいると、こんな自分でも受け入れられていると、心から思うことができるのです。そしてこの思いは、このキャンパスで学んでいる生徒が皆同じように持っているものでした。皆が自分はここにいて良いのだと思えるのです。それぞれの居場所があるのです。そこにいる全員が、「自分はここにいて良いのだ」と思える場所。皆に自分の居場所がある場所。それこそが天国です。広島三育学院のキャンパスから離れたくないと思う人は皆、少なからず、この天国の雰囲気を感じたのだと思います。もちろん、私もその一人です。

生徒たちは、この雰囲気をどのように手に入れたのでしょうか。それは、彼らを指導する教師たちから受け継いだものです。広島三育学院で働く先生方は、生徒たちの学力や素行といった言わば表面的なものにとらわれず、本当の意味で生徒の内面をみつめ、彼らの本当の幸せを願って、時には優しく、時には厳しく指導をしておられます。手前味噌かも知れませんが、実際私はこのような教師を、このキャンパスに来て初めて見ました。

そして、このすばらしい先生方と生徒たちは、他でもない広島三育学院教会の教会員です。つまり、天国の雰囲気を持つ彼らを、霊的・信仰的・精神的にリードし、サポートするのは、広島三育学院教会の教会員の皆さんであるということになります。日本のSDAの中等教育がますます向上することを考える上で、実は、皆さんお一人お一人がキーパーソンなのです。

いきなりそんなこと言われても・・・ピンと来ないですよね。私も、毎日そういうことを考えて働いていたわけではありませんが、ここを離れることになって、少し客観的な視点で捉え直してみたときに、実はそういうことなのだと気づいたのです。

広島三育学院教会に集う皆さんが、日々の生活の中で神様との真の関わりを持つとき、その影響はどれだけ広範囲に及ぶと思われますか。それは、日本全体の教会活動・伝道・牧会にとっての祝福となるのです。これは決して大げさなことではありません。

皆様の信仰生活が祝福され、この教会が主の器としてされに清められ、ますます豊かに用いられるよう、いつも皆様のことを覚えてお祈りしております。

(2009年3月発行 「三育はこぶね」201号 浦島靖成 牧師 記)