投稿日: Sep 21, 2009 1:9:17 PM
2007年10月5日より7日の三日間(金~日)、私どもは創立30周年記念行事を計画しています。皆様のお出でをお待ちしています。 思えば、千葉県楢葉から大和町に移転したのが1977年。現地調査に訪れたころは新幹線が岡山までのため、東京からは寝台特急“あさかぜ”を利用して早朝の5時半に三原に到着、山陽本線に乗り換えて河内駅に着きました。開校時にはやっと新幹線三原駅がオープンしていて、以来生徒の帰省、帰校はすべて“国鉄”利用でした。しかし今では学校から30分のところに広島国際空港が開設され、北海道、関東、沖縄などからの生徒はもっぱら空港利用です。おかげでPTAにも保護者のご家族が多く参加されるようになり、東京方面への出張も便利になりました。
学校の広島移転は吉村千代子さんの文書伝道がきっかけです。大和町を訪問された同姉は、教育長を経て町長になられた加賀美正孝氏に「教育」をお渡しになりました。「教育」に感動された加賀美先生は、三育学院が折から学校移転の候補地を探していることを知り、横浜の教団、三育学院を訪ね、さらに宮沢県知事を動かしてシンガポール、ワシントンのSDA本部にも英文書簡を送って誘致に奔走されたのでした。学校関係者は候補地の紹介を受けた岩手の牧場、四日市の山岳部など見て回りましたが、理想の地には思えず、行き詰まっていたところでした。
“三育好き”の加賀美先生は引退後、安息日ごとにログチャペルに出席されてバプテスマを受けられました。
そして奥様も一昨年、教会員になられました。
すべては神のお導きでした。(「三育はこぶね」190号より、曽根田健二牧師記)