投稿日: Sep 21, 2009 1:22:38 PM
去る一月に開催された全日本牧師会のテーマは「礼拝出席者を10%増やそう」でした。現在のSDA教会礼拝出席者数は6000名で(什一:年間総額12.5億円)、日本のキリスト教会では5番目の教勢とのこと、小さいながらがんばっているようです。それにしてもクリスチャン人口2.8%ではあまりにも微小な団体です。教団伝道局は「誘える教会、誘う教会員」を表示して伝道作戦を展開し、西日本教区も「みんな笑顔の感動教会」をテーマにして教会の元気を願っています。日本伝道は決して容易ではありません。他教派も苦労しています。それでももう少し工夫し、みんなで働けば年間バプテスマ数を400名にできるのではないでしょうか〔2007年は300名にも達しないのではないかと心配していました〕。
牧師会の間にグループに分かれたデイスカッションの時間が3回ありました。各グループの報告で、牧師たちが現実に教会出席者が多かったケースとして挙げた二つの提案が印象的でした。その一つは「もてなし」、そしてもう一つは「礼拝特別プログラム」でした。もてなしとはお客様を歓迎する挨拶、受付の魅力、お昼のお食事会、特別プログラムとは音楽礼拝、信徒の証しなど変化に富んだ集会です。つまり、教理中心の説教以上に楽しい教会を印象づける企画が大衆を惹きつけるというのでした。
広島三育学院教会は地域の皆様にどんな雰囲気を与えるでしょうか。楽しい、歓迎されている、行ってよかった・・・・・そんな好感を与える教会づくりを今年は目指したいと祈ります。皆様のご協力をお願いします。(「三育はこぶね」195号より、曽根田健二牧師記)